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Q:質問

アンケート調査を実施しようと思っているのですが、回答者のデータをそのまま集計・分析するだけでよいのでしょうか?何か押さえておくべきポイントはありますか?


A:返答

回答者に関してお答えします。回答者は必ずしも真実を記さないということです。つまり言い方は少々乱暴ですが、“「嘘」をつく”ということです。この嘘を排除しようとするよりも、その誤差が初めからアンケートには含まれていると捉えた方が得策でしょう。無論対処方法もありますのでそれも合わせてご紹介します。嘘の種類には3つあります。

(1)相手に配慮し、きついことを言わない
調査主体会社や調査員によほど「言いたいこと」がない限り、回答者は、「喜ばれたい」という心理が働きます。調査員が美人だと甘い評価になりがちという話がありますが、これはある意味本当です。通常調査をする場合、調査主体者である会社名を明かして調査する「社名公表調査」と、実際の調査を行う調査会社名を出し、自社は匿名にするという「覆面調査」の2つがあります。結果に何か違いはあるのでしょうか?
実は、社名公表調査の結果の方が高い評価を得ることが多いのです。これも質問者に対しての配慮が働き、あまりきついことを言いたくないという心理の現れです。
あるデータによると評価の平均点が100点法にして3〜8点程度は高くなるようです。しかも評価対象が営業マンなどの人間になると、もっと高くなります。10点から場合によっては15点近くも高まることもあるくらいです。但し、価格に関して評価は別です。「高いと言って損はないだろう」という気持ちが働くからです。

(2)世間体や見栄がある
年収や高級品の普及率を調査すると、高めに回答する傾向があります。逆に柔らかいテレビ番組視聴率調査だと、低めに出ることもあります。これは世間体や見栄の為に回答が歪められてしまうからです。同様に、製品の機能について尋ねると、プロ使用並の機能を求める回答が出てきます。これはマニアックな人の方の回答率が高いということもありますが、「自分はこんなによく知っている・使いこなせる」という見栄が含まれています。
この対処方法は「誰が」「何のために」「どこで」使うのかという質問を追加すれば、より精度の高い回答で製品開発等にフィードバックすることができるでしょう。

(3)「わからない」とは言いにくい
実際「わからない」「その他」「該当せず」という選択肢は選ばれにくい傾向があります。一般には回答者は選択肢のどれかに該当するはずと考えますから、これらを選ぶときに、自分が標準ではないのかと心理的に不安になるのです。また「その他」を選ぶと追加回答を要求されることがあるので、明確な意志を持たないと回答しにくいという傾向もあります。
ですから、あらかじめ選択肢の工夫が必要になります。


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